けれどいつでも忘れがち

近所をお散歩。

風の音。

木漏れ日。

花が良く似合う人と。

でもだんだん悲しい事に慣れてくるんだ。
心の痛い所が薄くなっていく気がするんだ。
薄くなって体中に広がっていって。
前の僕とはどんどん変わっていっちゃうみたいだ。
（SUNNY２巻/松本大洋より）


前に書いた電車の吊り広告で目にした一文を思い出した。
「その時になってはじめて、自分の弱さや、周りの人の優しさに気がつくのです。
自分自身と正面から向き合える、素敵な時間なのです。」


どんな自分になりたいか？
そもそも自分が何者なのか？
自分の人生の意味は？
どう生きれば幸せなのか？
何をしている時がハッピーか？
何を達成したいか？
何を手に入れたいか？


『どうしようもない何か』に苦しみながら自問自答を繰り返した一年。

お陰様で答えが見えてきた。
目標というか、自分の人生のテーマが明確になってきた。
すると『どうしようもない何か』の正体が見えてきた。
良い出会いもあり、価値観が広がった。
自分が生きていく上で大事にしたいことが明確になった。


自分という文化を造ること。




振られた方にだけ　起こるぜ恋のマジック。

こんなきっかけを作ってくれた相手に感謝。
起こっているよマジックが（笑）

全ての出来事や存在をあるがままに前向きに肯定し受け入れる事、
それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され軽やかになれる。
バカボンのパパの様に『これで良いのだ』の精神。

しばらくぶりのブログ更新。


自分の中では吹っ切れたと思っていたのにずっと何かに脚を引っ張られていた事が有る。
それのせいで気持ちは前のめりなのに、前進出来なかった。
２ヶ月前に友人から連絡でそのモヤモヤが消えた。
心の奥底に沈殿していた物がふわ〜っと浮き上り消えていった。
我慢して押し殺して心の奥底に沈めていた物が脚を引っ張っていたんだ。


そして今、こんな日々ともお別れ出来そうになっている。
先日、少しだけ勇気を出したんだ。
そしら加速してきたんだ。
始まろうとしているんだ。
いい歳こいてこんな気持ちに慣れるだけでも幸せです。


こんな時ちょっと言い訳やめて　育てるよ悩んで
同じ様な日々は　もうすぐ過去だぜ

はっきりもっと勇敢になって／岡村靖幸

よく考えてみてよ　僕がアンサーだぜ

そう答えは自分の手の中にあるんだよね。

　

最後に顔合わせてから、かれこれ３ヶ月が過ぎた。
非常に充実した時間を過ごせたと思う。
自分を見つめ直し、自分の本質を知り理解し、自分を受け入れられるようになった。
長所も短所もある、そんな自分と上手く付き合っていくだけ。
間違いなく残りの人生に大きな影響を与えるターニングポイントでもあり、何も変わってないと言えばそうだし。
でも親しい友人のうち数人から「昔の様な面白みが戻ったね」って言われるのは嬉しい。

実はあの頃目に入った山手線の軽井沢高原教会の広告。

「恋をしていない時間も大切にしてください。
相手に届かない気持ち。すれ違うお互いの気持ち。
どんなに想っていても、うまくいかない恋もあります。
自信をなくして落ち込んだり、寂しさにとまどうこともあるでしょう。
でも、そんなときだからこそ、もてる時間があります。
今まで、相手のことばかり考えていた毎日が自分のことを見つめる時間になる。
その時になってはじめて、自分の弱さや、周りの人の優しさに気がつくのです。
一つの恋を終えたばかりの人も、恋に後ろ向きになっている人も、
今が、あなたにとって大切な時。
自分自身と正面から向き合える、素敵な時間なのです。」

恥ずかしいけど、これ読んだ時思わず涙が湧いてきた。
花粉の季節で助かった。

友人に感謝することができ、
そんな友人がいる自分って幸せだなと思える。
本当に心を満たすものって繋がりしかないのかも。

思い出は雪だから　透きとおった水へ還っていくだけ

水色／Blankey jet city

今は気になる人のこと考えている時間がある。
ささかな楽しみで、少しだけ心を満たしてるかな。